キーボードのスペックを見ても、何が書いてあるかわからない!
カタカナ多すぎ!横文字多すぎ!
自分に合ったキーボードを選びたいけど、用語がわからないと、キーボードの性能を判断するのが難しいですよね。
僕も慣れるまでは、何が書いてあるかよくわかりませんでした(泣)
ってかマジでカタカナ多すぎ!そして種類も多すぎ!
ただ、用語がわかるとキーボードを選ぶのも楽しくなります♪
そこで、この記事ではキーボードを選ぶときに知っておくと便利な用語を紹介しています。
キーボードの記事を読むときに、わからない用語があったらぜひ参考にしてみてください♪
用語の数が多いので随時更新していきます!気軽にこの記事書き始めたけど…しんどい!
「ア行」の用語一覧
アイソレーションキーボード
一般的なキーボードはキーとキーの間隔がほとんど空いていないが、アイソレーションキーボードは、キーとキーの間隔を広く設けられている。
キーとキーの間隔を広く設けることで、複数のキーを押してしまうタイプミスを防ぐことができる。
Mac Bookもアイソレーションキーボードを採用している。
アクチュエーションポイント
アクチュエーションポイントは、キーを押してからどれぐらいの深さで入力できるかを示した数値。
スイッチの種類(青軸・赤軸・銀軸など)で設定されている数値が違う。
一般的に2.7mm〜4.0mmに設定されていることが多い。
アクチュエーションポイントが浅いと、少しキーを押しただけで反応するので高速タイピングに向いている。
ただ、すぐに反応してしまうので誤入力が増える可能性も高くなる。
高速タイピングをしたい人、ゲームなどでタイピング速度が重要な人は、アクチュエーションポイントが浅いキーボードを好む人が多い。
アンチゴースト
アンチゴーストは、複数のキーを同時押ししたときに、誤入力を防ぐ機能。
Nロールオーバーとアンチゴースト機能で正確な入力が可能となる。
「カ行」の用語一覧
キー刻印・キートップ印字印刷
キーの刻印方法は主に4種類の方法がある。
- シルクスクリーン印刷
- 含浸印刷
- レーザー印字
- 二色成形
それぞれ特徴があるので、購入前に確認しておくといい。
シルクスクリーン印刷
シルクスクリーン印刷は、一般的な印刷。
強度が低いため長く使うことで文字が薄くなっていく。
含浸印刷
含浸印刷は、インクをプラスチック内部に染み込ませる印刷。
キートップに染み込ませているので、キーを削るなどしない限り消えにくい。
レーザー印字
レーザー印字は、レーザーでキートップ表面を焼き込むことで印字する印刷。
寿命が長く、文字が消えることはほぼないが長期間使うことで薄くなるという報告もある。
2色成型
2色成型は、キーキャップの文字部分を樹脂で成型し、その文字部分とベース部分を組み合わせ、再度成型して一つのキーキャップにする。
2色成型キーキャップは文字部分まで樹脂でできているので、削ったとしても印字が薄くなったり、消えたりすることはない。
キースイッチ(軸)
キースイッチ(日本語だと軸)は、メカニカルキーボードに搭載されているスイッチ。
キースイッチの種類は、青軸、赤軸、茶軸など多数ある。
キースイッチでタイピングしたときの感触や音などが変わってくるので、好みや使用環境で選ぶ必要がある。
キーストローク
キーストロークは、キーを押したときに底まで沈む深さを示した数値。
ノートパソコンのキーボードだと2~3mmが多く、通常のキーボードでは4mm程度が一般的な深さになる。
キートップ
キートップとは、キーの上面のことを言う。
通常、キートップには、それぞれのキーに割り当てらている文字や記号が刻印されている。
キー配列
キーボードには日本語配列・英語配列がある。
エンターキーやスペースキーの大きさが違ったり、英語配列には「半角/全角」キーついていなかったりなどの違いがある。
英語配列でも問題なく日本語入力はできる。
キーピッチ
キーピッチは、キーとキーの間隔を示した数値。
キーピッチが短いと、キー同士が密集しているので、タイプミスが増える原因になる。
キーピッチは19mm程度のキーボードが多いが、小型のキーボードなどは17mm、18mmなど感覚が狭いタイプもある。
クリック感(打鍵感)
クリック感はキーを押したときのカチッとした感触のこと。
打鍵感(だけんかん)とも言われる。
一般的にタイピング音が大きい青軸などはクリック感があり、タイピング音が小さい赤軸などはクリック感がない。
ゲーミングキーボード
ゲーミングキーボードはゲームをプレイするために特化したキーボード。
- Nキーロールオーバーに対応
- アンチゴースト機能
- キースイッチ(軸)でタイピングの感覚を自分好みに調整できる
- マクロ機能
「サ行」の用語一覧
静電容量無接点方式
静電容量無接点方式は、スイッチ自体に接点が存在していない。
キーを押すことによって、コニックリング(スプリング)が変形し、基板上のセンサーが静電容量の変化を検出する。
静電容量無接点方式は、静電容量の変化で入力されたかどうか判断されるので、この値を変更することで、どれぐらい押したら反応させるか、ユーザー自身で設定することができる。
静電容量無接点方式のキーボードは、使いやすく人気だが価格は高く設定されている。
「タ行」の用語一覧
チャタリング
チャタリングとは、キーを押したときに連続して文字が入力されてしまうエラー。
キーボードは、キーを押すとスイッチがONになり文字が入力される。
接点の不良で、このスイッチが連続で押されたと判断されてしまうと、「a」を一度押しただけなのに、「aa」と連続で入力されてしまうことがある。
チャタリングは、スイッチが搭載されているメカニカルキーボードで発生するエラー。
スイッチが搭載されていない、メンブレン、パンタグラフを採用しているキーボードでは、チャタリングが発生することはない。
テンキー
テンキーはキーボードの右側に数字だけが書かれたキー。
持ち運んだり、コンパクトなキーボードを使ったりしたい人に、テンキーレスのキーボードが人気がある。
東プレ
東プレ株式会社(とうプレ)は、東京都中央区本社を置く。
主に自動車用プレス部品、空調設備、コンピュータ用部品の製造開発などを行うメーカー。
静電容量無接点方式を採用したキーボード「Realforceシリーズ」が有名。
「ハ行」の用語一覧
パームレスト
パームレストは、タイピングをするときに手首を乗っけることで疲労を軽減できるアイテム。
木材・繊維・アルミ・アクリル・大理石など様々なパームレストが存在する。
最初から付属品としてパームレストがついているキーボードも販売されている。
バックライト
ゲーミングキーボードなどには、バックライトが搭載されていることが多い。
バックライトがあると文字が見やすくタイピングしやすい。
薄暗い部屋で使用するときなどにも活躍する。
ただ、カッコイイ・オシャレなどの要素が強い。
パンタグラフキーボード
パンタグラフキーボードは、軽い力で入力が可能なキーボード。
長時間のタイピングでも疲れにくいのが特徴。
多くのノートパソコンでパンタグラフキーボードが採用されている。
変荷重キースイッチ
偏荷重キースイッチが搭載されたキーボードは、キーによって押す力が違う。
人差し指、中指、薬指などで押すキーは45gの重さが設定されていて、小指で入力するキーは30gの重さが設定されている。
変荷重キースイッチは東プレの「REALFORCE」に搭載されている機種がある。
「マ行」の用語一覧
マクロ機能
マクロ機能は、複数のキーの同時入力や一連の入力をひとつのキーに登録することができる。
ひとつのキーを押すだけで、復習の入力を自動で正確に行ってくるので、素早く効率的に入力することができる。
マクロ機能が備わっているキーボード、備わっていないキーボードがあるのでマクロ機能を使いたい人は購入する前に確認。
マルチペアリング
マルチペアリングとは、1つのキーボードで複数台のパソコン、スマートフォン、タブレットをペアリングして使えるキーボード。
キーボードを複数買う必要がなくなり、どの端末でも慣れたキーボードでタイピングが可能。
メカニカルキーボード
メカニカルキーボードは、それぞれのキーが独立していてるキーボード。
構造的に耐久性が高く長く使える。
ただ、他のキーボードと比べて構造が複雑なため価格が高い。
メンブレンキーボード
メンブレンキーボードは、デスクトップPCなどで広く採用されているキーボード。
安く購入できるため、会社や企業などではほとんどがメンブレンキーボードが使われている。
「B」からはじまる用語一覧
Bluetooth(ブルートゥース)
Bluetoothは、無線通信の規格のひとつ。
対応した機器同士ならケーブルを接続しなくてもデータのやり取りをすることができる。
スマホ、ノートパソコンなどは、ほとんどがBlutetoothに対応している。
ただ、デスクトップPCでは対応していないものもあるので、キーボードを購入する際は注意が必要。
「C」からはじまる用語一覧
Cherry MXスイッチ
Cherry MXスイッチは、ドイツのCHERRY社が製造しているメカニカルスイッチです。
耐久性が高く、信頼性もあるため多くのメカニカルキーボードで採用されています。
Cherry MXスイッチが搭載されているメカニカルキーボードは、価格が高い傾向にあります。
「E」からはじまる用語一覧
ELECOM(エレコム)
エレコム株式会社(ELECOM CO.,LTD.)は、大阪市中央区に本社を置く大手コンピュータ周辺機器メーカー。
PC関連機器からヘルケア、車載関連など様々な電子機器を扱っている。
安価なキーボードから高性能のキーボードまで幅広いラインナップが特徴的。
「L」からはじまる用語一覧
logicool(ロジクール)
株式会社ロジクールは、スイス・ローザンヌに本社を置くLogitech International S.A.(SIX: LOGN, NASDAQ: LOGI)の日本法人である。
コンピュータ周辺機器をはじめ、ゲーミング、ミュージック、ビデオなどの分野におけるデジタルデバイスを提供する企業。
同社の製品を日本においてはLogicoolブランドで販売している。
性能が高く最先端なキーボード開発しており、プロゲーマーなど数多くの人がロジクール製品を使用している。
「N」からはじまる用語一覧
Nキーロールオーバー
Nキーロールオーバーは、複数のキーを同時押ししたときにいくつまで認識できるかを表す指標。
例えば、6キーロールオーバーなら、6個のキーを同時押ししても認識できるが、7個目のキーは認識してくれない。
ゲームでは移動しながらアイテムを切り替えたり、使ったりする必要があるので、同時入力を頻繁に使ことになる。
そのため、どれかひとつでも反応しないとゲームプレイに支障が出てしまう。
全キーロールオーバーならすべてのキーを同時押ししても反応してくれるので安心。
「R」からはじまる用語一覧
Razer(レイザー)
Razer(レイザー, SEHK: 1337)は、カリフォルニア州・サンフランシスコに本拠を構えるゲーミングデバイスメーカーである。
マウス・キーボードがなどの周辺デバイスがメインの商品だが、近年ではゲーミングPCやゲーミングスマホなどを発売している。