軸を簡単に交換できるメカニカルキーボードってないの?
軸の交換が可能なメカニカルキーボードを教えて!
いろいろな軸のメカニカルキーボードを試してみたい!
メカニカルキーボードには、さまざまな軸があるので何を選べばいいかわかりませんよね。
できれば実際に触ってみて、自分に合った軸を選びたい人も多いと思います。
実は、軸を簡単に交換可能なメカニカルキーボードがあります。
軸をハメるだけで、手軽に軸の交換が可能です。
そこで、今回は軸の交換が可能なメカニカルキーボードを3つ紹介していきたいと思います。
簡単に軸を交換できため、キーごとに違う軸を付けられて楽しいですよ♪
軸の交換が可能なホットスワップスイッチ
ホットスワップスイッチとは、軸を簡単に交換できるメカニカルキーボードの機能です。
ホットスワップスイッチ機能が搭載されたメカニカルキーボードは、軸を抜いて他の軸を差し込むだけで軸の交換が可能!
メカニカルキーボードのカスタマイズにとても便利な機能です。
ホットスワップスイッチ機能の注意点
ホットスワップスイッチ機能で交換できる軸は、対応した軸でなければいけません。
たとえば、3ピンスイッチに対応したメカニカルキーボードに、5ピンスイッチを取り付けることはできません。
3ピン、5ピンとはスイッチから出ているピンの数です。
それぞれのピンに対応したホットスワップスイッチではないと、取り付けられません。
購入前に、どのピンや軸に対応しているのか確認をしておきましょう!
3ピン、5ピンの両方に対応したメカニカルキーボードも多数あります。
軸の交換が可能なオススメのメカニカルキーボード
軸を簡単に交換できる、ホットスワップスイッチに対応したメカニカルキーボードを、3つ紹介していきます。
ホットスワップスイッチに対応したメカニカルキーボードは、海外製が多いです。
その中でも、比較的有名メーカーのメカニカルキーボードを紹介します!
YUNZII Keynovo IF98 98キー メカニカルキーボード
メーカー・ブランド | YUNZII |
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軸(スイッチ) | Gateron茶軸・赤軸・青軸・黒軸・カスタムリニアスイッチ |
対応しているピンの数 | 3ピン・5ピン |
キーの数 | 98 |
配列 | 英語配列 |
接続方式 | USB |
その他 | RGBバックライト マクロ機能 オンボードメモリ |
YUNZIIから発売されている、ホットスワップスイッチ機能を搭載したメカニカルキーボードです。
対応しているピンの数は、3ピンと5ピンなのでほとんどの軸が交換可能。
搭載されている機能もバックライト・マクロ機能・オンボードメモリなど、満載なので自分好みのメカニカルキーボードにカスタマイズできます。
デザインも可愛く、オススメのメカニカルキーボードです♪
EPOMAKER EK68 65% メカニカルキーボード
メーカー・ブランド | EPOMAKER |
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軸(スイッチ) | Bluebird軸・Budgerigar軸・Flamingo軸・Gateron Pro 黄軸 |
対応しているピンの数 | 3ピン・5ピン |
キーの数 | 68 |
配列 | 英語配列 |
接続方式 | USB・24Gz・Bluetooth |
その他 | RGBバックライト 専用ソフトウェアでプログラム可能 |
EPOMAKERから発売されている、ホットスワップスイッチ機能が搭載されたメカニカルキーボードです。
3ピンと5ピンに対応しているのでCherry・Gateron・Otemu・Kailhなど、ほとんどの軸に対応しています。
最初から選べる軸も、EPOMAKERオリジナルの軸なので、すべて使ってみたいですね!
EPOMAKERオリジナルの軸は、個別に購入することもできます。
ちなみに、Bluebird軸(タクタイル)・Budgerigar軸(タクタイル)・Flamingo軸(リニア)・Gateron Pro 黄軸(リニア)となっています。
ホットスワップスイッチ機能搭載で、無線接続もできて価格が約13,000円とコスパが良いです。
初めてホットスワップスイッチ機能搭載の、メカニカルキーボードを購入する人にオススメです。
ただ、かなりコンパクトなメカニカルキーボードなので注意しましょう!
Keychron K2 Version2 ワイヤレス・メカニカルキーボード87キー
メーカー・ブランド | keychron |
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軸(スイッチ) | Gateron Pro 茶軸・赤軸・青軸 |
対応しているピンの数 | 3ピン・5ピン |
キーの数 | 87 |
配列 | 日本語配列 |
接続方式 | USB・Bluetooth |
その他 | Macレイアウトのメディアキー搭載 バックライト |
keychronから発売されている、ホットスワップスイッチ機能搭載のメカニカルキーボードです。
ホットスワップスイッチ機能搭載のメカニカルキーボードとしては珍しい、日本語配列になっています。
また、Macレイアウトにも変更可能なので、普段Macを使っている人でも使いやすいキーボード!
キー数を減らさずにコンパクトな設計になっているので、レイアウトが少し特殊なため慣れるまで時間が掛かります。
ただ、ホットスワップスイッチ機能が搭載されている日本語配列のキーボードは少ないので貴重です。
ホットスワップスイッチ機能が搭載された、日本語配列メカニカルキーボードを探している人にオススメ!
通常のメカニカルキーボードの軸を交換する方法
通常のメカニカルキーボードでも、軸を交換することは可能です。
しかし、ホットスワップスイッチ機能が搭載されたメカニカルキーボードと比べて、交換の難易度は高いです。
軸を交換する手順は下記になります。
- キーボードを分解
- はんだ付けされているスイッチのはんだを除去して外す
- 新しいスイッチをはんだ付けする
- キーボードを組み立て直す
自作キーボードなどで、はんだ付けに慣れている人なら比較的簡単にできますが、それでもホットスワップスイッチ機能で軸を交換するよりも4、5倍の時間がかかります。
はんだ付けに挑戦してみたい人は、一度試してみるのもありです。
ただ、故障の原因になるので、最初は使わなくなったメカニカルキーボードで試してみましょう。
いろいろな軸を試す方法
ホットスワップスイッチ機能搭載のメカニカルキーボード以外で、いろいろな軸を試す方法を紹介します。
- 安価なメカニカルキーボードで試す
- 中古のメカニカルキーボードを購入する
- テスターで軸の感触を試す
軸だけではなくキーボード自体が気になるときは、中古で買うのがオススメです!
安価なメカニカルキーボードで試す
気になる軸があったら、価格が安いメカニカルキーボードで試せます。
価格が安いので、失敗してもあまり痛くありません(笑)
たとえば、e元素やMETISのメカニカルキーボードは、Amazonで5,000円を切る価格で購入可能です。
ただ、メジャーな赤軸・茶軸・青軸がほとんどなので、変わった軸を試してみたい人は他の方法にしましょう。
中古のメカニカルキーボードを購入する
中古のメカニカルキーボードを購入して、いろいろな軸を試すことが可能です。
メカニカルキーボードは、オークションやメルカリで多数出品されています。
メカニカルキーボードは、耐久性が高く寿命が長いのである程度使用年数が経っていても問題なく使えます。
ただ、使用していた人の環境などでは、シャレにならないぐらい汚いのでしっかり確認することが重要です。
気になるメカニカルキーボードが出品されていて、状態が良さそうなら購入を検討してみましょう!
テスターで軸の感触を試す
テスターを使って、軸の感触を試すことができます。
タイピングはできませんが、どんな感触なのかはある程度わかります。
レアな軸も気軽に試せるので、いろいろな軸を触って比較してみたい人にオススメです。
テスターは品切れになることが多く、入荷しても価格がめちゃくちゃ高いときがあるので注意してください。
通常なら1,500円前後で購入可能できます。(たまに5,000円以上になってるときがある...)
軸の選び方
軸の種類は多くて、何を選べばいいかわからなくなりますよね。
まずは下記の一般的な軸を使ってみて、自分の好みを見つけていくのが良いと思います。
- 赤軸:静音で滑らかなタイピングができる軸
- 茶軸:平均的なのが特徴なので、初めてメカニカルキーボードを使う人にオススメの軸
- 青軸:音は大きいが、メカニカルキーボード特有のクリック感を得られる軸
- 銀軸:タイピングスピード重視の軸
何ヶ月か使っていると、「もっと重いほうがいい!」とか「軽すぎてタイピングしづらい!」とか不満が出てきます。
次は、その不満を解消できる軸を探してみましょう!
そしてキーボード沼にハマッていきます!いらっしゃい!
まとめ
ホットスワップスイッチ機能が搭載されたメカニカルキーボードなら、簡単に軸を交換することが可能です。
軸を外して付けたい軸をパチッとハメるだけ!
通常のメカニカルキーボードだと、はんだ付けをする必要があるので、慣れていない人にはハードルが高いです。
気軽に軸を交換したい人は、ホットスワップスイッチ機能が搭載されたメカニカルキーボードを選びましょう!