キーボードのQWERTY配列とは?メジャーだけど他の配列よりも効率が悪いってほんと!?

キーボードのQWERTY配列とは

キーボードのQWERTY配列ってなに?

QWERTY配列でタイピングするのは効率が悪いってほんと?

キーボードのQWERTY配列と他の配列の違いを知りたい!

キーボードのQWERTY配列に、どのような特徴があるのか気になっている人は多いのではないでしょうか?

キーボードにはいくつかの配列がありますが、ほとんどのキーボードでQWERTY配列が採用されています。

そのため、最も効率よく入力のできる配列がQWERTY配列かと思うかもしれませんが、実はそうではありません。

QWERTY配列以外に効率のいい配列がいくつかあります。

そこで、今回はキーボードのQWERTY配列の特徴や他の配列との違いなどを詳しく紹介していきたいと思います。

「QWERTY配列以外にも効率よくタイピングできるキーボードがあるのでは!?」と思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

キーボードのQWERTY配列とは?

QWERTY配列のキーボード

QWERTY配列(クワーティはいれつ)とは、「Q」「W」「E」「R」「T」「Y」の順番にキーが並んでいるキーボードです。

一般的なキーボードは、ほとんどがQWERTY配列なので多くの人が触ったことのある配列になります。

QWERTY配列の歴史

QWERTY配列が登場したのはなんと1882年!

もともとタイプライターのキーボードがQWERTY配列だったので、パソコンのキーボードはそれをまねています。

「じゃータイプライターは、どうやってQWERTY配列になったのか?」

と疑問に思う人も多いかもしれません。

諸説あってよくわかりません!(笑)

僕も気になっていて、『キーボード配列QWERTYの謎』っていう本を読んでみたいのですが、値段が高いので躊躇しています。(なんとか購入する予定!)

QWERTY配列は、Wikiでも詳しく解説されているので歴史が気になる人は参考にしてみてください!

QWERTY配列はローマ字入力には不向き?

QWERTY配列は、ローマ字入力にはあまり適していません。

ローマ字入力で頻繁に入力するのは、「A」「I」「U」「E」「O」といった母音になりますよね。

ただ、QWERTY配列だと「A」以外は、すべてホームポジション(キーボードの中断)から外れています。

また、最も打ちやすい「F」と「J」は、日本語入力ではあまり使わないアルファベットです。

QWERTY配列以外のキーボード配列

タイプライター

QWERTY配列以外に有名なキーボード配列を3つ紹介します。

  • Dvorak配列
  • Colemak配列
  • Eualyn配列

世界にはさまざまな独自配列があるので、自分に合った配列を探してみるのもおもしろいです!

Dvorak配列

Dvorak配列

Dvorak配列(ドヴォラックはいれつ)は、英語の入力に特化しているキーボード配列です。

英語入力がメインの人は、入力ミスが減り、入力速度も速くなるのでストレス少なく入力できると言われています。

ただ、英語入力に特化して設計されているため、多言語の仕様は想定されていません。

Colemak配列

Colemak配列

Colemak配列(コールマックはいれつ)は、Shai Coleman氏によって2006年に公開された新しいキーボード配列です。

Dvorak配列と同じように、効率よく英語の入力ができるように設計されています。

Dvorak配列と大きな違いは、QWERTY配列と共通部分が多いので、移行するのが比較的簡単です。

Coloemak配列が気になる方は、より詳しく知れる公式ページを見てみましょう!

キーボードに興味がある人は、Colemakのサイトは楽しいです♪

Eualyn配列

Eualyn配列

Eualyn配列は、日本人のゆかりさん(@eucalyn_が開発した配列です。

ローマ字入力に特化した配列になっているので、ローマ字での入力が非常に快適になっています。

左手側に母音が固まっているので、両手でバランスよくタイピングができるように工夫がされています。

また、ショートカットキーで使うキーは、QWERTY配列のキーと同じ位置になるので、移行したときにストレスが少なくタイピングが可能です。

オススメのキーボード配列

印字のないキーボードのイラスト

少しでも効率よくタイピングしたい人は、使用する言語に合わせてキーボード配列を選びましょう。

  • 英語メインなら「Dvorak配列」や「Colemak配列」がオススメ
  • ローマ字入力なら「Eualyn配列」がオススメ

ただ、QWERTY配列に慣れていると、配列を変更して使えるようになるまで時間がかかります。

また、新しい配列に慣れてしまうとQWERTY配列に戻れなくなってしまうリスクもあります。

配列の変更は、ある程度覚悟が必要です!

キーボードの配列を変更する方法

キーボードの設定を変更する

試してみたい配列がある場合、配列を変更する方法は主に2つです。

  • 対応したキーボードを購入する(ほぼない!)
  • 設定で配列を変更する

対応したキーボードがある場合は、購入してもいいのですが、ほぼ売っていないので設定でキー配列を変更する人がほとんどだと思います。

いくつか参考になりそうな記事があるので、配列を変更したみたい人は確認してみてください。

まとめ

QWERTY配列(クワーティはいれつ)とは、「Q」「W」「E」「R」「T」「Y」の順番にキーが並んでいるキーボードです。

ほとんどのキーボードがQWERTY配列なので、誰もが使ったことがある配列です。

メジャーな配列ですが、QWERTY配列はローマ字入力にあまり適していません。

より快適にタイピングがしたい人は、ローマ字の入力に特化した「Eualyn配列」や英語の入力に特化した「Dvorak配列」などを使用したほうが快適に入力できる場合もあります。

使用している言語に合わせて使いやすい配列を選べば、よりスムーズにタイピングが可能になるでしょう。

ただ、新しい配列を覚えるのに時間がかかったり、ショートカットの位置が変わってしまったりするので配列の変更はリスクも大きいです。

配列を変更する場合は、よく考えてから変更するようにしましょう!

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