万年筆を使ってみたいけど、最初は何を買えばいいんだろう?
インクの入れ方とか、万年筆によって違うのかな?
初心者でも使いやすいオススメの万年筆を教えて!
万年筆ってカッコイイけど、インクを入れたり、お手入れが必要だったり、めんどくさいイメージがありますよね。
実は、万年筆の仕組みをある程度知っていれば、あなたの好みに合った万年筆を選べるようになります。
僕も最初は何を買っていいかわかりませんでしたが、ポイントを押さえることで、買いたい万年筆を選べました。
この記事では、これから万年筆デビューをする方のために、万年筆の選び方と入門に最適な万年筆を紹介しています。
これから万年筆を買おうと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください!
初心者にオススメの万年筆5選
最近は、価格が抑えられたカワイイ万年筆が多数発売されています。
万年筆を使うハードルが下がっているので、まずは低価格の万年筆を買って気軽に使ってみましょう!
パイロット 万年筆 カクノ 細字 ライトグリーン FKA-1SR-LGF
ペン先のニコちゃんマークが、とてもカワイイ万年筆です。
僕が初めて購入した万年筆が、この万年筆です。
価格が960円と、めちゃくちゃコスパがいいので、ガシガシ使えます。
とりあえず万年筆を使ってみたい!って方にオススメの万年筆です。
ただ欠点がひとつ!
長期間使わないで放置していると、インクが出なくなることが多々ありました。
インクが出なくなったら、ペン先をぬるま湯に浸せば復活します!
KAWECO クラシックスポーツ 万年筆 CSFP−BK ブラック
真っ黒なボディに金色のペン先が渋い、KAWECO(カヴェコ)の万年筆です。
カジュアルな雰囲気だけれども、重厚感のある男性向けの万年筆です。
価格は3,600円とコスパもいいです。
KAWECO(カヴェコ)の万年筆は、ボロボロになるほどカッコよくなるので、使い倒しましょう!
LAMY ラミー 万年筆 ペン先EF(極細字) サファリ イエロー L18-EF
LAMYというメーカーのカジュアルな万年筆です。
文房具屋さんでよく見るようになった万年筆なので、見たことがある人も多いのではないでしょうか?
デザインがオシャレなので、使っていて楽しくなる万年筆です。
お値段は約2,900円となっております!
プラチナ万年筆 センチュリー シャルトルブルー
プラチナ万年筆という日本の老舗メーカーの万年筆です。
高級感がありますが、なんか懐かしい雰囲気がする万年筆。
大事な書類にサインを書くときなどに、この万年筆をサッと出したいですね。
価格は高いですが、筆記用具にこだわりたい人やお客さんの前で万年筆を使う機会が多い方は、選択肢に入れてみましょう!
プラチナ万年筆 万年筆 プレピー 0.2mm ブルーブラック PSQ-400#3
プラチナ万年筆から出ている、超低価格な万年筆です!
価格はなんと...550円!
安すぎですね。
とりあえず、万年筆がどんなものなのか使ってみたい人にオススメです。
安くても問題なく使えます。
最初はカートリッジ式の万年筆を選ぼう!
初めて万年筆を買う方は、インクの補充形式がカートリッジ式の万年筆を選びましょう!
カートリッジ式は、手を汚したりせずに、簡単にインクの交換が可能です。
カートリッジ式のほかには、コンバーター式、吸入式とありますが、インクの補充方法や、メンテナンスが少しめんどくさいので、初めはカートリッジ式の万年筆から選びましょう。
カートリッジ式のインク交換方法
この動画を見てもらえばわかるように、カートリッジ式はインクの交換がめちゃくちゃ簡単です。
職場などで頻繁に使う人も、カートリッジ式なら、インクがなくなっても、予備のカートリッジを筆箱に入れておけば安心です!
万年筆のペン先の種類
万年筆のペン先は様々な種類があります。
用途によって使い分けたり、自分の使いやすい物を選ぶようにしましょう!
簡単に言うと、ペン先はボールペンで言う芯の太さに当たります。
最初はF(ファイン)かM(ミディアム)を買っておけば、どの場面でも使えるのでお勧めです。
EF(エクストラファイン)
一番細いペン先です。
細かい文字を書くことが多い人にオススメです。
手帳などに記入することが多い人は、このペン先が使いやすいです。
F(ファイン)
細字用のペン先です。
一般的な細さなので、普段使う分にはこのペン先で問題ありません。
細いボールペンが好きな人はF(ファイン)を選ぶと使いやすいです。
SF(ソフトファイン)
ソフトタッチなので、字幅の強弱が出やすいです。
筆圧の弱い方向きのペン先になります。
M(ミディアム)
汎用性が高い一般的な中字用のペン先です。
幅広く使われている定番のペン先なので、初めて万年筆を持つ方にもおすすめです。
僕はこのペン先を使っています。
ただ小さい字は、書きにくいので、細かい字を書くことが多い人はM(ミディアム)よりも細いペン先を選びましょう!
SM(ソフトミディアム)
ソフトタッチなので、字幅の強弱が出やすく、筆圧の弱い方向きです。
B(ブロード)
宛名書きや、サインなどに使える一般的な太字用のペン先です。
SU(スタブ)
縦線、横線の字幅が異なるペン先です。
個性的な文字を書くことができることからカリグラフィーなどにも用いられるペン先となっています。
MS(ミュージック)
デザインなどにも使える楽譜用の太字用のペン先です。
スタブのように縦横で字幅が違うのでカリグラフィーにも用いることができるのが特徴となっています。
万年筆のインクの選び方
万年筆のカートリッジは、同じメーカーが出しているカートリッジを使うようにしましょう。
他社の万年筆に、他社のカートリッジを使用するのは、非推奨となっています。
例えば、パイロットとういメーカーの万年筆を買ったならば、パイロットが出しているインクを使うようにします。
調べれば、他社のカートリッジを使う方法もあると思いますが、壊れる可能性があるのでオススメしません。
万年筆とインクは、メーカーを合わせて使うようにしましょう。
いろいろな色を集めるのが楽しいのも万年筆の魅力です♪
まとめ
最初に買う万年筆は、カートリッジ式の万年筆で、ペン先はF(ファイン)かM(ミディアム)を選ぶといいでしょう!
万年筆は使えば使うほど、手に馴染んできて愛着がわいてくる筆記用具です。
買った万年筆はどんどん使って、あなた色に染めていきましょう!
あなたにピッタリの万年筆が見つかりますように!