SSDってなに?HDDとの違いは?
SSDについてわかりやすく教えて欲しい!
HDDよりもSSDのほうがいいの?
SSDがなんなのかわからずに、調べていませんか?
パソコンを購入するときに、SSDは必ず選択する装置なので、SSDについて理解をしておきたいですよね!
SSDは、写真や動画、書類などのデータを保存しておくための装置です。
以前は、HDD(ハードディスクドライブ)が主流でしたが、今はSSDが主流になってきています。
SSDには、データの読み書きが速い・音が静かなどの特徴があるので、HDDよりもメリットの多い装置です。
そこで、今回はSSDについてわかりやすく解説していきたいと思います!
簡単に解説をしていくので、とりあえずSSDについてざっくり知りたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください♪
SSDとは?
SSDとは、Solid State Drive(ソリッド・ステート・ドライブ)の略で、写真・動画・ファイルなどのデータを保存できる記憶装置です。
SSDは、USBメモリーと同じように内蔵しているメモリーチップにデータの読み書きをします。
HDD(ハードディスクドライブ)と比べて、読み書きの速度がとても速いのが大きな特徴です。
SSDの特徴
SSDの特徴は7つあります。
- データの読み書きが速い(メリット)
- 音が静か(メリット)
- 小さくて軽い(メリット)
- 発熱&省電力が少ない(メリット)
- 耐久性が高い(メリット)
- 長期保存には向いていない(デメリット)
- 価格が高い(デメリット)
SSDのメリットは多いですがデメリットもあります。
では、それぞれの特徴を詳しく解説していきます!
データの読み書きが速い(メリット)
SSDは、データの読み書きが速いのが特徴です。
とくに、起動ドライブをSSDにすると、OSの起動からシャットダウンまで、パソコンを使うほとんどの場面で高速化を実感できます。
昔のパソコンは、電源を入れてから立ち上がるまで、待っている時間が長かったですが、SSDにすることですぐにパソコンが立ち上がるようになります。
音が静か(メリット)
SSDは、磁気ディスクやモーターといった物理的な動作がないのでほぼ無音です。
なので、いつSSDが動いているかわからないので、パソコンをつけたままでも気になりません。
小さくて軽い(メリット)
SSDは、小さくて軽いのが特徴です。
USBメモリーのような、小型の外付けSSDも発売されています。
発熱&省電力が少ない(メリット)
SSDは、磁気ディスクやモーターといった部品が使われていません。
そのため、発熱もなく、消費電力も少なくなります。
耐久性が高い(メリット)
SSDは、磁気ディスクを使っていないので衝撃に強く耐久性が高いのが特徴です。
ただ、衝撃に強いというのはHDDと比べて衝撃に強いということなので、乱暴に扱うと壊れてしまうので注意しましょう。
HDDよりも衝撃に強いので、持ち運ぶことが多いノートパソコンなどに最適です。
長期保存には向いていない(デメリット)
SSDに使われているフラッシュメモリは、長期間放置していると自然放電によりデータを消失してしまう可能性があります。
たとえば、外付けのSSDに動画を保存してずっと放置しておくのと、データが消えてしまう可能性があるので注意しましょう。
価格が高い(デメリット)
SSDは、HDDと比べて価格が高くなります。
ただ、以前は価格が大きく違ったので悩むレベルでしたが、最近ではSSDの価格もだいぶ下がってきたので迷わずSSDを選択できるようになってきています。
SSDとHDDの違い
SSDとHDDの大きな違いは下記になります。
- 読み書きの速さ
- 音の静かさ
- 耐久性
- 重さ
- 発熱
とくに読み書きの速さは、断然SSDが有利です。
性能 | SSD | HDD |
---|---|---|
読み書きの速さ | ◎ | △ |
容量 | △ | ○ |
音の静かさ | ◎ | △ |
耐久性 | ◎ | △ |
重さ | ◎ | △ |
発熱 | ◎ | △ |
消費電力 | ○ | △ |
寿命 | ○ | △ |
価格 | △ | ◯ |
SSDとHDDどっちがいいの?
パソコンを快適に使いたいなら、SSDがオススメです。
SSDは、HDDと比べて読み書きの速さが圧倒的に速いです。
パソコンを立ち上げるとき、ゲームを起動させるとき、アプリを起動させるときに大きな差がでます。
ただ、SSDは長期間放置しているとデータを消失してしまうリスクがあるので注意してください。
SSDとHDDを併用することで、リスクをうまく回避できます。
SSDとHDDが併用されているパソコンを使っている人は、一度データの保存方法を整理しておくといいでしょう!
頻繁に保存するデータはSSDに保存
SSDには、下記のようなデータを保存すると快適にパソコンが使えます。
- OS
- 画像や動画の編集ソフト
- ゲーム
頻繁に使うデータは、SSDに積極的に保存するようにしましょう!
長期的に保存するデータはHDDとに保存
HDDには、下記のようなデータを保存しておくと長期保存でも安心です。
- 写真や動画のデータ
- 書類
頻繁に使わない、バックアップが目的のデータはHDDに保存するのがオススメです。
SSDとHDDをうまく使い分ければ、SSDの寿命を延ばすことにも繋がります。
SSDの寿命
SSDの寿命は、読み書き回数が約10万回、年数にすると約5年~10年と言われています。
HDDの寿命が約3~4年と言われているので、SSDの寿命は長いでしょう。
ただ、前述の通りSSDは、放置していると自然放電でデータが消えてしまう可能性があるので、データを長期間保存しておくのはHDDのほうが安全です。
参考:Logitec
SSDのオススメ容量
SSDは、512GB以上の容量がオススメです。
512GB以上あれば、ゲームや画像・動画編集でも余裕を持って作業ができます。
ただ、512GB以上使う人は、ゲーム・画像編集・動画編集をよく行う人や容量に余裕が欲しい人が対象です。
下記にパソコンの用途別にオススメの容量を記載しているので参考にしてみてください。
SSDの容量 | パソコンの用途 |
---|---|
128GB | インターネットでしか使わない人 軽い作業のオフィスワークしかしない人 |
256GB | 動画や写真もある程度保存したい人 一般的なオフィスワークの人 軽い動画や写真の編集をする人 |
512GB | ゲームをプレイする人 動画の編集をする人 容量に余裕が欲しい人 |
1TB | 多くのゲームをインストールしたい人 4Kなど高画質な動画の編集をする人 |
256GBと512GBで悩む人が多いと思います。
個人的には、512GBを選んでおけば、余計なストレスがなくなるのでオススメです。
ただ、予算的に256GBを選ぶ場合、容量が足りなくなってきたら外付けのHDDに写真や動画などのデータを保存すれば対応できます。
パソコンを購入するときに、どれぐらい容量があったほうがいいのかイメージしておくと自分に合った容量を選べます。
今使っているパソコンの使用環境を確認すれば、イメージもしやすいので一度確認してみましょう。
まとめ
SSDとは、Solid State Drive(ソリッド・ステート・ドライブ)の略で、写真・動画・ファイルなどのデータを保存できる記憶装置です。
SSDの特徴は7つあります。
- データの読み書きが速い(メリット)
- 音が静か(メリット)
- 小さくて軽い(メリット)
- 発熱&省電力が少ない(メリット)
- 耐久性が高い(メリット)
- 長期保存には向いていない(デメリット)
- 価格が高い(デメリット)
HDDと比べて、データの読み書きが圧倒的に速いので、パソコンの立ち上がりやアプリの立ち上がりが断線速くなります!
今では価格もだいぶ安くなってきたので、SSDが内蔵されたパソコンを検討してみてください♪