マウスがベタベタしていて気持ち悪い...。
マウスのベタベタを取る方法を知りたい!
マウスがベタベタしないようにするにはどうすればいいの?
マウスを触るとベタベタして、困っている方は多いのではないでしょうか!?
触るたびにベタベタ・ヌメヌメすると、作業にも集中できないですよね...。
マウスのベタベタは、経年劣化で起こります。
経年劣化なので、ある程度しかたありませんが、マウスのベタベタをキレイにすることは可能です。
そこで、今回はマウスのベタベタをキレイにする方法を紹介していきたいと思います!
ベタベタの原因や予防方法も合わせて紹介しているので、マウスのベタベタに困っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
マウスがベタベタになる原因
マウスがベタベタになる原因は、加水分解や可塑剤(かそざい)がにじみ出てくることが原因です。
加水分解や可塑剤が原因で起こるベタベタは、経年劣化がほとんどなので完璧に防ぐのは難しいですが、キレイにしたり、ある程度予防したりすることは可能です。
加水分解とは
加水分解は、化合物質が水と反応して分解を起こしてしまう現象です。
ゴムやプラスチック部分の加水分解が始まると、マウスがベタベタとしてきます。
加水分解がひどくなると、ゴムやプラスチック部分がボロボロと崩れてきます。
参考:コトバンク
可塑剤とは
可塑剤とは、素材を加工上柔らかくするもので時間とともに表面に出てくる性質があります。
密閉しているところだと、可塑剤の逃げ道がなくなるのでベタベタがひどくなります。
箱から出していないフィギュアなどがベタつくのは可塑剤が原因です。
参考:J-PLUS
マウスのベタベタをキレイにする方法
マウスのベタベタは、無水エタノールで拭くことでキレイにできます。
無水エタノールは、揮発性(きはつせい)が高いのですぐに蒸発する性質があります。
蒸発が早いので、精密機器の掃除には無水エタノールがオススメ!
無水エタノールを雑巾に染み込ませる
無水エタノールを雑巾に染み込ませます。
撥水性が高いので、少し多めに染み込ませても問題ありません。
無水エタノールを染み込ませた雑巾でマウスを拭く
無水エタノールを染み込ませた雑巾で、マウスのベタベタを拭いていきます。
マウスのベタベタが雑巾に移ってキレイになります。
無水エタノールは引火の危険があるので火の近くでは使用しないようにしましょう!
また、雑巾にベタベタが移ってしまうので、雑巾が使えなくなってしまいます。
マウスがベタベタになるのを防止する方法
マウスがベタベタになるのを防止する方法を紹介します。
マウスのベタベタは、経年劣化による加水分解や可塑剤が原因なので、完璧に防止するのは難しいですが時期を遅らせることは可能です。
室温を低くする
室温を低くすることで、マウスのベタベタをある程度防げます。
室温が高い場所に長時間マウスを放置していると、ゴムの劣化するスピードが速くなってしまいます。
夏場など、暑い部屋にマウスを放置しないように注意しておきましょう。
手を清潔に保っておく
手を清潔に保っておくことで、マウスのベタベタをある程度防げます。
作業に熱中していると、手汗でマウスがベタベタになってきます。
手汗がひどいときは、タオルやハンカチでこまめに拭くようにしましょう!
加水分解は湿度が高くなると起こりやすくなるので、湿度を低くすることで防げます。
マウスを使う前にウェットティッシュで拭く
マウスを使う前に、ウェットティッシュでマウスを拭くことでベタベタがある程度防げます。
アルコール度数の高いウェットティッシュでマウスを拭けば、ベタベタを取れます。
いつもサラサラ快適にマウスを使えるので、作業をする前にウェットティッシュで拭く癖をつけておくといいでしょう。
マウスのベタベタがひどい場合は買い替えが無難
あまりにもマウスがベタベタする場合は、買い替えも検討しましょう。
加水分解がひどくなると、ゴムやプラスチック部分がボロボロと崩れてきます。
ボンドなどの接着剤で直すことも可能ですが、大変な作業なので買い替えてしまうのが無難です。
まとめ
マウスのベタベタは、加水分解や可塑剤のにじみ出が原因であることがほとんどです。
ベタベタになったマウスをキレイにするときは、揮発性が高い無水アルコールを雑巾に染み込ませてマウスを拭けばキレイになります。
ただ、ベタベタがひどいマウスに限っては、どうにもならないことがあるので、買い替えたほうが無難です!