はんだ付けの練習がしたい!
電子工作に挑戦してみたい!
子供でも作れる電子工作キットを探している!
電子工作を始めてみたいけど、何からはじめていいかわからず悩んでいませんか!?
最初に身に着けたいスキルは、はんだ付けです。
はんだ付けがうまくできないと、どんな電子工作キットも電気がしっかり流れず動作しません。
はんだ付けを基本から学ぶのにオススメなのが、ラジオの電子工作キットです。
ラジオの電子工作キットは、はんだ付けの基本を学べるので、はじめて電子工作に挑戦する人にピッタリのキット!
そこで、今回はAM/FM DSPラジオの電子工作キットを作ってみました。
電子工作に興味があるけど、挑戦するのを迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください!
前回、自作キーボードに挑戦して、はんだ付けがうまくできず悔しい思いを...。今回のラジオを作ることで、はんだ付けが格段にうまくなりました!
AM/FM DSPラジオの電子工作キットとは
M/FM DSPラジオは、対象年齢10歳以上から作れる電子工作キットです。
ラジオとしてしっかり使えるので、作り終わったあとの満足感もあります。
レトロな雰囲気で、ラジオを流しているだけで癒されます♪
説明書がわかりやすい!
M/FM DSPラジオは、説明書が複雑に書かれていないので、初心者の方にも作りやすい電子工作キットです。
どのパーツをどこに「はんだ付け」するのかが、説明書と基板に記載されています。
説明書を見ながら順番にパーツを取り付けることで、ラジオが完成します。
はんだ付けの練習ができる!
M/FM DSPラジオは、はんだ付けを練習できる基板が付属品で付いてきます。
はんだ付けのやり方をわかりやすく記載した説明書も同梱されているので、初めてはんだ付けする方も安心です。
下記ページで組立ガイドを見れます。
電子工作キットAM/FM DSPラジオを作ってみた
AM/FM DSPラジオを作る流れは、下記になります。
- 付属品がすべて揃っているか確認
- はんだ付けの練習
- ラジオのパーツをはんだ付け
- 動作チェック
作るのにかかる時間は、2時間~3時間ぐらいです。
僕はブログに載せる写真を撮りながら作っていたので、3時間ぐらいかかりました。
付属品がすべて揃っているか確認
箱からパーツをすべて出したら、すべて揃っているか確認をしていきます。
ついでにどんなパーツがあるのか、さらっと見ておきましょう!
付属品の確認ができたら、はんだ付けの練習をしていきます。
はんだ付けの練習
実際にはんだ付けをする前に、「はんだ付けトラの巻」という冊子があるので読んでおきましょう!
はんだ付けについて、わかりやすく解説されています。
はんだ付けの基本を学べるので、めちゃくちゃ役に立ちました!
「はんだ付けトラの巻」を読んだら、練習用基板ではんだ付けをしていきます。
基板を削ったり、パーツをはんだ付けしたりして、はんだ付けの基本を学んでいきます。
一つひとつ丁寧に、はんだ付けをしていきます。
失敗しても練習用基板なので問題なし!
はんだ付けの感覚を覚えて行きましょう!
練習完了!
「はんだ付けトラの巻」を読んで、基本通りにやれば難しくありません。
はんだ付けの練習が終わったら、ラジオを作っていきましょう!
ラジオのパーツをはんだ付け
パーツ数はこれぐらいです。(写真以外にスピーカーや電池ボックスあり)
写真だと大きく見えますが、けっこう細かいので取り扱いには注意!
説明書につける位置や向きがわかりやすく記載されているので、確認しながら作業を進めて行きます。
抵抗というパーツをはんだ付けしました。
基板に「R1」「R2」などの記載があるので、説明書に書いてある通りにパーツをはんだ付けしていきます。
はんだ付けしたパーツは、説明書にチェックを入れておきます。
チェックをしておけば、パーツの付け忘れをしません!
セラミックコンデンサの取り付け完了です。
説明書を見ながら、パーツをどんどんはんだ付けしていきます!
チューニングつまみ、ボリュームコントロールまではんだ付けが完了!
裏側がこんな感じです。
はんだを大量につける必要がある箇所が、ちょっと難しい。
だいたいこれで2/3ぐらい完成です。
スピーカーを取り付けて、ケーブルをはんだ付けしていきます。
ケーブルのはんだ付けは、コツがあるので説明書をよく読んでから作業に入りましょう!
電池ボックスを取り付けます。
電池ボックスもケーブルのはんだ付けがあるので要注意!
AM/FM DSPラジオは、単三電池2本で動きます。
電池ボックスの取り付けが終わったら、完成です!
基板むき出しのラジオがカッコイイ♪
パーツをすべて就け終わったら、ドキドキの動作チェックです。
動作チェック
無事動作しました!
チューニングつまみ、ボリュームコントロールがしっかり動作していることを確認しましょう!
うまく動かない場合
うまく動かない場合は、はんだ付けがしっかりできているか確認してみてください。
僕が失敗するときは、はんだ付けがきちんとできていないことが多いです。
はんだがしっかりパーツを覆っているか、他のパーツに干渉していないか、パーツの向きが合っているかを確認してみましょう。
AM/FM DSPラジオの電子工作キット製作で必要な道具
AM/FM DSPラジオのの組み立てには、5つの道具が必要です。
- はんだこて(温度調整機能あり)
- こて台(安定性があるこて台)
- はんだ
- はんだ吸取り線
- ニッパー
- 精密ドライバー
最低限これだけあれば、問題ありません!
はんだこて
はんだこては、温度調整機能があるはんだこてを選びましょう。
温度調整機能がないと、温度が上がりすぎたり、温度が低くなったりしてはんだ付けが上手にできないことがあります。
少し値段が高くても、温度調整機能は必須です。
こて台
こて台は、はんだこてを使わないときに置いておいたり、はんだこてに付いたはんだをキレイにしたりできる道具です。
はんだは高温になるので、しっかり固定できるこて台を購入しましょう。
また、こて先をキレイにするクリーナーは、スポンジに水をつけるタイプがありますが、オススメはクリーニングワイヤー付きのこてだい。
こて先を簡単にキレイにできるので、メンテナンスがめちゃくちゃ楽になります。
はんだ
はんだは、さまざまな種類がありますが、今回は評判が良かった「goot(グット))精密プリント基板用 鉛入りはんだ」を使いました。
持ちやすい形状なので、ピンポイントではんだ付けができます。
はんだ吸取り線
はんだ吸取り線は、はんだ付けをミスしたときにはんだを取り除ける道具です。
あまり使う機会はありませんが、失敗したときのためにひとつ持っておくと安心です。
ニッパー
基板から飛び出した脚を切るのにニッパーを使います。
家にあるニッパーで大丈夫ですが、100均のニッパーとかだと切りにくいので、この機会にちょっと高いニッパーを購入しておくのもあり!
精密ドライバー
小さいネジを回すために、精密ドライバーが必要です。
精密ドライバーのセットを持っておけば困りません。
まとめ
今回は、AM/FM DSPラジオの電子工作キットを作ってみました!
はんだ付けの練習に最適な電子工作キットなので、電子工作初心者の方にぜひ作ってほしいキットです♪
小学生でもチャレンジしている子がたくさんいるようなので、初めての電子工作にもオススメです。
自分で作ったラジオが聞けたときは感動します!