黒軸のメカニカルキーボードが気になる!
黒軸のタイピングってどんな感じなの?
オススメの黒軸メカニカルキーボードを教えて!
黒軸のメカニカルキーボードが気になっているけど、どんな感じなのか知りたい方は多いかと思います。
黒軸のメカニカルキーボードは、特徴を理解してから購入しないと後悔するかもしれません。
実際、黒軸のメカニカルキーボードは、長時間タイピングする人には合わないことがあります。
そこで、今回は黒軸のメカニカルキーボードの特徴と、オススメの黒軸メカニカルキーボードを紹介したいと思います!
黒軸のメカニカルキーボードが気になっている方は、購入前にぜひ参考にしてみてください♪
僕は以前、黒軸のメカニカルキーボードを使っていたことがありますが、長時間タイピングしている疲れるので手放してしまいました...。
ただ、タイピングはしやすいので、合うかどうか試してみる価値はあります!
黒軸メカニカルキーボードの特徴
一般的に黒軸とは、ドイツのCHERRY社が製造する「CHERRY MXスイッチ」のMX 黒軸のことを言います。
他にもCHERRY MXスイッチと互換性がある他社製の黒軸がありますが、この記事ではMX 黒軸を前提に解説していきます!
黒軸メカニカルキーボードの特徴はふたつ
黒軸メカニカルキーボードの特徴は、ふたつあります。
- キーの戻りが速い
- キーを押し込んだ感覚がしっかりある
黒軸メカニカルキーボードは、キーの戻りと、押し込んだ感覚に大きな特徴があります。
黒軸はキーの戻りが速い
黒軸メカニカルキーボードの最も大きな特徴は、高い反発力を発生させる重いバネ圧です。
黒軸は他の軸よりもキーを押したときに、キーが戻ってくる速度が速いです。
キーが戻ってくるのが速いので、スムーズにタイピングが行えます。
黒軸は押し込んだ感覚がしっかりある
黒軸は、リニア軸(ひっかかりがない軸)なので、カチッとしたメカニカルキーボード特有の感覚はありません。
ただ、キーを押すために必要な力が60gと他の軸よりも重いので、キーを押している感覚がしっかりとあります。
また、キーを押してもすぐ入力されないため、タイプミスが減ります。
他の軸と黒軸を比較
軸の種類 | クリック感 | 押下圧 | ストローク | 作動点 (アクチュエーションポイント) |
---|---|---|---|---|
MX 赤軸 | なし | 45g | 4.0mm | 2.0mm |
MX 青軸 | あり | 60g | 4.0mm | 2.2mm |
MX 茶軸 | 少ない | 55g | 4.0mm | 2.0mm |
MX 黒軸 | なし | 60g | 4.0mm | 2.0mm |
他の軸と黒軸を比較してみましょう!
比較してみるとわかるのですが、「MX 黒軸」は「MX 赤軸」よりも押下圧が重くなっただけです。
MX 赤軸を使っていて軽すぎるという人は、MX 黒軸を使うと気持ちいいタイピングができると思います。
クリック感:キーを押したときのカチカチとした感触
クリック感があると気持ちいいがタイピング音が大きい
押下圧:キーを押すときに必要な力
軽いほうが疲れにくいが、人によって必要な力が違うので好みで選ぶ必要がある
ストローク:キーを押してから底につくまでの距離
浅いと高速タイピングできるがタイプミスも増える
作動点:キーを押してから入力したと判断されるまでの距離
浅いほうが高速タイピングができるがタイプミスも増える
黒軸のメリット・デメリット
黒軸の特徴がわかったら、黒軸のメリット・デメリットも把握しておきましょう!
黒軸のメリット・デメリットは、はっきりしているので購入前に把握しておけば、買ってから後悔しません。
黒軸はちょっと特殊な軸なので、使いにくい人は本当に使いにくいです...。
黒軸のメリット
黒軸のメリットはふたつあります。
- タイピングスピードが速くなる
- タイプミスが減る
黒軸はキーの戻りが速いため、タイピングスピードが速くなります。
また、押す力必要なためタイプミスが減ります。
黒軸のデメリット
黒軸のデメリットはふたつあります。
- 長時間のタイピングは疲れる
- 同時押しを失敗することが多い
黒軸のデメリットは、キーを押す力が必要なため、長時間タイピングしてると指が疲れます。
なので、長時間タイピングする人は、注意してください。
ただ、黒軸は慣れれば、キーを底まで押さずに、微妙に押して入力する技を覚えられます(笑)
そうすれば、そんなに力を使わずにタイピングすることができるので疲れません。(黒軸である意味は...)
もうひとつのデメリットが、黒軸はキーが重いので「小指」と「人差し指」などを使って、同時入力するときに、小指が外れて失敗してしまうことがあります。
キーの戻る力が強いので、気を抜くと小指、薬指が負けてしまいます。
ただ、これも慣れれば大丈夫です(笑)
指の筋トレ!
メリット | デメリット |
---|---|
タイピングスピードが速くなる タイプミスが減る | 長時間のタイピングは疲れる 同時押しを失敗することが多い |
黒軸メカニカルキーボードがオススメの人
黒軸のメカニカルキーボードがオススメの人は、こんな方です!
- タイピングスピードを上げたい人
- タイプミスを減らしたい人
- 赤軸だとタイピングが物足りない人
- タイピング音は小さくて、キーを押している感覚が欲しい人
黒軸のメカニカルキーボードは、ミスが少なく、しっかりとタイピングできる軸です。
仕事で正確な入力が求められる人は、黒軸のメカニカルキーボードがオススメです!
オススメの黒軸メカニカルキーボード
黒軸を採用している、オススメのメカニカルキーボードを紹介します。
黒軸を採用しているメカニカルキーボードは、種類が少ないので選択肢は多くありません。
有名なメーカーから、コスパが高いメーカーまで紹介しているので、購入前の参考にしてみてください。
FILCO Majestouch2 91テンキーレス 黒軸 日本語配列
FILCOから発売されている黒軸メカニカルキーボードです。
FILCOは、東京都千代田区外神田にあるダイヤテック株式会社のブランドです。
品質が良いメカニカルキーボードを多数販売しています。
テンキーレスのコンパクトなメカニカルキーボードから、テンキーがついているフルメカニカルキーボードまであります。
もちろん黒軸が選択可能です!
品質が高い黒軸メカニカルキーボードが欲しいなら、FILCOがオススメです!
E-YOOSO メカニカルキーボード 黒軸 英語配列
E-YOOSO(e元素)から発売されている黒軸のメカニカルキーボードです。
E-YOOSO(e元素)は、中国にある企業が展開しているブランドです。
さまざまなデザインのメカニカルキーボードを発売していて、価格が安いのが特徴です。
価格が安い秘密は、黒軸は価格が高い「CHERRY MXスイッチ」を使用せず、Outemu社(中国)の安価なキースイッチを使っています。(安価だが質はほとんど変わらない)
また、余計な機能を省くことで価格を低く抑えています。
価格は安いですが、質が高いメカニカルキーボードなのでコスパが高いです。
ただ、日本語配列ではなく英語配列なので、注意してください。
英語配列のキーボードでも、慣れれば問題なく使用できます。
黒軸を手軽に試せるので、初めて黒軸を使う人は、E-YOOSO(e元素)の黒軸メカニカルキーボードを購入するのがオススメです!
黒軸は売り切れていることが多いので購入前に要確認!
ARCHISS Maestro TKL メカニカルキーボード 黒軸 日本語配列
ARCHISSから発売されている高品質な黒軸メカニカルキーボードです。
ARCHISS(アーキス)は、秋葉原にある株式会社アーキサイトのオリジナルブランドになります。
高品質なキーボードやPC周辺機器を発売している会社なので、品質は間違いありません。
デザインもシンプルでオシャレなので、自宅だけではなく職場でも使いやすいメカニカルキーボードです。
また、ソフトウェアを使わずに、macOS標準キーボードの配列/キー操作に近づけることが可能なモードが用意されているので、macユーザーにも嬉しいメカニカルキーボードになっています。
黒軸のメカニカルキーボードをメインに使っていきたい人にオススメです。
黒軸以外のレアな軸
黒軸以外にもレアな軸がいくつかあります。(黒軸はそこまでレアじゃないですが)
- CHERRY MX CLEAR (クリア軸):茶軸よりキーが少し重い
- CHERRY MX GRAY (TACTILE灰軸):POSレジや産業用キーボードで採用されている
- CHERRY MX GREEN (緑軸):POSレジや産業用キーボードで採用されている
この3つの軸が使われているメカニカルキーボードは、ほとんど見かけません。
自作のメカニカルキーボードだったり、産業用キーボードで採用されていたりと、ちょっと特殊な軸になります。
自作キーボードに興味がある人は、どんな軸なのか特徴を知っておくと役に立ちます!
いろいろな軸を試したい人にオススメのアイテム!
いろいろな軸を試したいけど、試すだけのためにメカニカルキーボードを買いたくない!
僕はメカニカルキーボードを無駄に保有していますが、ほとんどの人がそんなにいらないでしょう!
ただ、色々な軸を試してみたい人は多いと思います。
そんな人にピッタリな商品がコレ!!!!!
Cherry MXスイッチの感触を試すことができるテスターです。
レアな緑軸などもあるので、普段触ったことがない軸も押しまくれます(笑)
「こんなんじゃ、全然参考にならんわ!!!!」
そんな方にはこちら。
CHERRY MXだけではなく、CHERRY MXの互換スイッチであるGateronとKailhの軸も試せるテスターです。
このテスターを使って、友達と利きスイッチもできます。
僕はテスターは持っていませんが、キーホルダーデザインの軸は持っています。
一度押してみたかった、緑軸を購入しました。
押すと緑色にLEDライト点灯します。
ただ、まだ使い道がよくわからないので、デスクの上に置いているだけです。
たまに人差し指で連打して、ストレス解消しています。
いろいろな軸があるので、皆さんもお気に入りの軸を買ってみましょう!
まとめ
「黒軸」は「赤軸」よりも押下圧が少し重くなった軸です。
黒軸メカニカルキーボードの特徴は、ふたつあります。
- 黒軸はキーの戻りが速い
- 黒軸は押し込んだ感覚がしっかりある
黒軸メカニカルキーボードがオススメの人は、下記のような方です。
- タイピングスピードを上げたい人
- タイプミスを減らしたい人
- 赤軸だとタイピングが物足りない人
- タイピング音は小さくて、キーを押している感触が欲しい人
黒軸は、ミスが少なくしっかりとタイピングできる軸です。
仕事で正確な入力が求められる人は、黒軸のメカニカルキーボードがオススメ!